BUMP OF CHICKEN こそがray
彼らとの出会いは 今から12〜3年前、僕が中学生の頃
音楽に興味を持ち始めた僕は、ハルジオンの歌詞を解読する、という作業を通して、藤原基夫の世界にのめり込んで行った
一度聴いてスッと覚えられるわけでは無い少し癖のあるメロディーラインが、堪らなかった
同じフレーズが二度出てこない唯一無二(少なくとも僕は他に触れたことがなかった)の歌詞が、愛おしかった
月日が流れ、今、彼らの最新曲rayが絶好調だ
僕は密かに、この曲が天体観測に代わる彼らの代名詞になるのではと期待している
理由は簡単
聴いていて、こんなに心が弾む曲はこれまで無かったからだ
"皆と比べてどうかなんて 考える暇も無いほど 生きるのは最高だ"
藤原基夫がこう歌ってくれたことで、僕らはまた、思春期の自分とは違うベクトルで新しい一歩を踏み出せる